路頭に迷って、美味しくすごそ

アジア料理とビールとハイボールが好きな、22歳女の記録。美味しい小説やエッセーも大好き。

お手軽 あげスイーツワンタン

暑くなって来たかと思えば、また肌寒い日が続き、まんまと体調を崩した週末。

電車の中は、病院の待合室かってほどに、風邪をひいた大人が多い。

今日は末の妹が、学校の何かの行事のために休校だったので、2人で昼食をとった。

そのあと、妹が最近作りたがっていたチーズドックを作り、その残りの油で作ったのが、あげスイーツワンタン。

美味しい。

そして意外と、ビールにも合いそうである。

 

○材料○

ワンタン、又は焼売の皮

チョコレート

マシュマロ

その他、きになるもの何でも(バナナ、アボカド、ナッツなど)

 

○作り方○

1)ワンタンの皮に、適当に食材を包む。つなぎ目は、水で固定。

2)温まった油で、1を揚げていく。箸で転がしながらやると焦げにくくて良い。

3)きつね色になって来たら、網に引き上げて、盛り付け、完成。

 

冷めても美味しい。手間もかからないので(大量に油を使うこと以外)、揚げ物をした時についでに作るのに良いかもしれない。

スパイスの海、トムヤムクン

素材の味を生かす料理があるなら、

香辛料の強みを生かす料理もある。

素材の味を生かす料理も好き、例えば鮎の塩焼き、天ぷら、卵焼き。

香辛料の強みを生かす料理は大好き、例えばカレー、山椒の効いた坦々麺、そしてトムヤムクン

近所にスーパーは2つあって、1つは徒歩5分の場所、もう1つは、自転車で約5分の場所にある。普段これまでに使っていたのは、徒歩5分のスーパーだったのだが、昨日はなんとなく気分でもう1つのスーパーへ行った。そのスーパーへ行くのは実に3ヶ月ぶりくらい。

これまであまりじっくりとは見てこなかったものの、あることに気がついた。

こっちのスーパーの方が、調味料が充実している。

調味料だけではない、魚だって、肉だって。断然、こちらのスーパーの方が質も良さそうだ。なぜこれまで気づかなかったのだろう。

(気づいていたとしても、やはりあちらのスーパーの方が近い。)

あっちのスーパーでは買えなかったナンプラーもあれば、ホットガラムマサラなんていうのも売っている。

鮮魚コーナーには、つやっとしたきれいな海老。

これはもう私はトムヤムクンを作る日が来たと受け止めるほかなかった。

 

家を出たのが、19時半だったので、帰宅するともう20時。それから調理を始めて、夕飯は21時。遅くなってしまったけれど、そうめんと一緒に、初自家製トムヤムクン

「んっ」

きちんとトムヤムクンになっている・・・!

香辛料を複数使う料理は、アレンジもし易い印象があるので、これからトムヤムクンはオリジナルを作れるようになりたいなぁと思った食後だった。

 

あまり家庭で作るには馴染みのないタイ料理だったけれど、作って見ると、意外と特別難しいことなんてちっともなく、ポトフを作るのと同じ感覚でトムヤムクンも作ることができた。

難点を1つ言えば、香辛料をかなり使うので、家族が多い場合は、コストはかなり掛かるかもしれない、ということ。ただ醤油や味噌を合わせて代用できる所もあるようなので、色々工夫できない事もなくはなさそうでもある。

 

お家でタイ料理まで作れたら、タイしたもんだい、なんてこっタイ。

お家で美味しい焼肉の要、焼肉のタレ2種。

春かって位、天気のいい今日。

気温は肌に優しく、風は柔らかい。

今日は焼肉をしようと決めていた。

12時のチャイムが鳴る前に家を出て、近所のスーパーへ買い物に出かけた。

お家焼肉について調べると、お家焼肉のうまさを分けるのは、肉の質と調理具以外にタレだという。

美味しい精肉店は近所にないし、新しい調理具を買うような金銭的余裕はないけれど、タレくらいなら作れる。そういうわけで2種類の焼肉のたれを作った。

・ねぎ塩

・オーソドックスver

どちらも材料を混ぜるだけである。

 

○ねぎ塩だれ 材料○

・ねぎ(みじん切り)

・ごま油

・岩塩

・炒りごま

・コショウ

・日本酒

・酢 少々

全て適量。

 

○オーソドックスver 材料○

・醤油 大さじ3

・酒  大さじ1

・砂糖 大さじ2

・粉唐辛子 大さじ2分の1

・にんにく(すりおろし) ひとかけ分

・生姜(すりおろし)   ひとかけ分

・ねぎ(みじん切り)

・白ごま 大さじ1

・ごま油 大さじ1

 

今日焼く肉は、ハラミ、牛タン、牛カルビ。

ホットプレートではなく、魚焼き機で、焦げ目をつけつつ焼いて・・・。

自家製タレにくぐらせて、口へ運べば、

白米が、

すすむ、すすむ。

ん〜! 美味しいお肉は、幸福の味。

クリムト展 〜第九の衝撃〜

2019/07/07、雨、「クリムト展」閉展まであと3日。

閉展ギリギリになって、ようやく行ってきた。

上野に着いたのが12時ごろ。まず西洋美術館の向かいにある音楽ホールの2階にあるレストランへ入り、昼食をとった。子供の頃、母に連れられて上野に来るたびにこのレストランで昼食をした。私はいつもカツカレーとグレープフルーツジュースを頼んで、「辛ぇ〜かれぇ〜(サブイ)」

と言いながら、カレーを食べた。

今日は久しぶりに母と2人でのお出かけだったので、そのレストランで、私はその個人的に思い入れのあるカツカレーを頼み、母はカツサンドを頼んだ。

 

クリムト展を開催している東京都美術館に着いたのが、13時くらいで、すでに長蛇の列。チケットを買うまで約40分ならび、チケットを買ってから更に30分ほど並んだ(と思う)。

 

クリムトの絵を見たのは初めてだった。装飾の勉強になるから、と通っていた学校の先生に勧められて行ってきたのだが、絵画でありながら、イラスト的で、何よりデザイン的だと思った。

クリムトと東洋美術の関係を扱ったコーナーもあり、寄木細工の模様のようなものも絵柄に取り込まれていて、なんだか嬉しかった。

 

そんな中1番印象に残ったのは、ベートヴェンの「第九」を題材にして、三面を使って描かれた作品。コの字の長い辺の片側には「幸福への憧れ」、狭い辺には「敵対する勢力」、もう一つの長い辺には「歓喜の歌」が描かれている。

この中でも「敵対する勢力」の中に描かれた、怪物デュフェウスの3人の娘(肉欲、不貞、不節制を表す)は印象的だった。

特に中心の娘の官能的な表情には、決して魅了されてはいけない気がするのに引き寄せられて、未だに神経が追い求めている気がする。

それから「歓喜の歌」に描かれている歌う天使たち。彼女たちの接吻を求めるような表情も素敵だけれど、彼女たちが手に抱えた、花がまた、こちらへ花びらをじっとひらいて接吻をせがんでいるようで愛らしく感じた。

帰宅後、この第九について少し調べて、この三面それぞれの名前や、絵に出て来る人物の詳細を知ったのだけど、調べれば、調べるほど、やはり絵の秘めた蠱惑的な深い生活臭が伝わって来る。

絵はやはり、それもこれだけ壮大な絵なら尚更、直に見るべき。

印刷されたものでは、やはり色味が全然違うし、直に見ると、印刷などでは確認できなかった細かな部分が近くに確認できる。

絵は、不思議である。

絵に詳しくはないものの、それだけ、思った今日だった。

甘じょっぱチーズフレンチデニッシュ。

甘じょっぱチーズフレンチデニッシュ。

これはフレンチトースト嫌いの私は、大発明をしてしまったかもしれない。(既にレシピがある可能性高)

事の発端は、妹がバイト先のカフェから、横に長ーいデニッシュパンを持ち帰った事にある。妹は、その横に長ーいデニッシュパンを机に置くなり言った。

「フレンチトーストにすると、馬鹿うまい」

私は言った。

「フレンチトースト嫌い」

しかし今朝、冷蔵庫にはなぜか2パックも空いていない卵ケースがあり、私の頭を妹のあの言葉が過ぎった。

「フレンチトーストにすると、馬鹿うまい」

そこで試しに、デニッシュで作るフレンチトーストのレシピを調べると、なぜだろう、なぜ、フレンチトーストって写真映えするんだろう。

食べれば、へにゃっとして、微妙に甘くて、甘くて、甘いだけなのに。

そう私は、フレンチトーストのあの甘ったるさが大の苦手なのだ。

だが、そんな中で、こんなレシピを見つけた。それは、「チーズフレンチトースト」というもので、フレンチトーストにチーズを載せて、トーストするというものだった。これなら甘すぎなそうだし、もしかするとこれでフレンチトーストのファンになるかも。そう期待して、早速作る事にした。

 

順調にフレンチトーストを作り、さて、あとはチーズを載せて、更にトーストするだけ!

そこでふと閃いて、シャッシャッ、パッパッ、たらららら〜。

3つの調味料を追加。そしてそれが、私をフレンチトーストワールドに引き込むきっかけになるのでありました。

 

○材料○

~フレンチトースト~

デニッシュ 1切れ

卵 1個

砂糖 小さじ山盛り1位

塩 少々

 

スライスチーズ 1枚

バターマーガリ

 

〜魅惑の調味料〜

塩/コショウ/黒蜜

 

○作り方○

1)デニッシュは、軽くトーストして置く。

2)卵を溶いて、そこに砂糖、塩を入れ、混ぜる。そこに1を入れる。

3)フライパンを熱し、油を敷いて、2のデニッシュをきつね色になるまで両面焼く。

4)3に、バターマーガリンを塗り、魅惑の調味料、塩、コショウ、黒蜜をかける。分量は適量。そこにチーズを被せたら、トースターへオン!チーズが適度に溶けるまで、温めて、完成。

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フォークとナイフを使うことをお勧めします。

上品にナイフで切って、繊細な手つきでひと口、口へ運べば・・・、

「はっ・・・・!ナニコレ・・・、うまっ・・・!!!」

黒蜜とフレンチトーストのかったるい甘さに、塩がピリリット効いて、それを更にマイルドな口当たりのチーズが包んで・・・。

なんやねん、なんやねん、なんやねーーーん!!!

殴りたくなる程のうまさであります。

これは食べ過ぎ注意。

カロリーだって馬鹿にならん。

でも、、馬鹿うまい。

汁そば風 あっさり塩そうめん。

すっかり忘れていた。

冷凍庫の中に入れてもう何週間だろう。

すっかり忘れていた、鶏ひき肉。

消費期限を見てみると、3週間前。こりゃ大丈夫だろうか。ネットで調べてみると、風味は落ちるものの、冷凍してあったのならば2〜3週間なら問題はないそうだ。

じゃあさっと使ってしまおう。

そういうわけで何に合わせようかと思うものの、炊いた分のご飯はもう朝で全部使ってしまったし、パスタって気分じゃない。

今年春以降、そうめんって食べていないなぁ。その割に去年の夏に買ったそうめんが未だに数パック、引き出しの底に眠っているんだよなぁ。

というわけで昼食は、そうめん。

それも塩そうめんを作ってみることにした。

 

○材料(1人前)○

そうめん 1束

お湯 250cc

鶏がらスープの素 大さじ2分の1

醤油 小さじ2分の1

塩  小さじ4分の1

 

ごま油

鶏ひき肉

塩コショウ

白すりゴマ

お好みで、わけぎや青ネギを。

 

○作り方○

1)そうめんを茹でながら、スープを作る。鍋に水と鶏がらスープの素、醤油、塩を入れて温める。

2)フライパンにごま油をしき、鶏ひき肉に火が通るまで炒める。味付けは塩コショウのみで十分。

3)茹で上がったそうめんは、冷水で引き締めて、それから水を切って、器に盛る。そこに2のひき肉、わけぎ、白すりごまを振りかけて。

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ちゃんっ。

あっさり、ふんわり、塩そうめんの完成です。

このスープは飲み干しちゃうなぁ。

それにしても何かに似ている、と思ったら、あっさり具合がミスドの汁そばに似ているかもしれない。

ミスドの汁そば、好きなので、これは嬉しい。

10分もあれば作れるし、レシピに困った時のお助けメニューに早速ベンチ入り。

これは誰かに教えたい。

豚肉のにんにくバター炒め〜にんにくパワーで湿気を超えろ!〜

まさしく梅雨といった、湿気に満ちた天気の今日。

外に出るのも面倒くさくて、家にあるもので料理するしかなかった昼。

周囲でまた風邪が流行っているので、免疫力の上がるようなものが食べたい。

キッチンを見ると、にんにくがあったので、

ざざんっ

「豚肉のにんにくバター炒め」

を作りました。

 

○材料○

にんにく

豚肉

ピーマン(にんじんやもやしでも)

バター

醤油

 

○作り方○

1)にんにくはみじん切り、ピーマンは乱切りにする。

2)フライパンに油を敷き、にんにくを炒める。

3)にんにくが香ってきたらそこへピーマンを入れて炒める。ピーマンとにんにくが満遍なく合わさったら、そこへ豚肉を入れて、更に炒める。

4)豚肉に火が通ったら、火を止めて、バターを適量と醤油をひと回し分程度入れて、和える。

5)最後に水気を飛ばすために、もう一度軽く炒めて完成。

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う〜〜ん。香ばしい。これはジメジメした空気にうんざりした日にぴったり。

でも昼ごはんというよりは、ビールをお供に、夕ご飯かな。

なんせ、口内をにんにくに支配されてしまって、人と話せなくなる可能性がありますワ。