路頭に迷って、美味しくすごそ

アジア料理とビールとハイボールが好きな、22歳女の記録。美味しい小説やエッセーも大好き。

ビール大国ドイツのおつまみ♪カリーヴルスト

夏と言えばビール。

ビールにはソーセージ。

ソーセージと言えば、朝食にも子供の弁当にも有能な食材。

でもソーセージを主役にしたおかずって言われて思いつくものって言えば、

タコさんソーセージ、焼きソーセージ、ホットドッグにアメリカンドッグ・・・

あんまり多く無い。

ソーセージって便利だけど、さすがにシンプルすぎて飽きちゃった。

そんな時には、ビール大国であり、ソーセージ大愛国のドイツにレシピを聞いてみよう。

 

カリーヴルスト

○材料○ 1人前

ソーセージ 3本

ケチャップ 小さじ1

カレー粉  少々

ウスターソース 少々

砂糖    少々

 

○作り方○

1)ソーセージを3つか4つにカットする。

2)ソーセージを炒める。

3)ソーセージがほんのり焼けたら、一旦火を止め、調味料を全て入れて和える。

4)再度火を入れ、炒める。ほどよく調味料がソーセージに馴染んだかな、という所で火を止めて、器に盛り付ける。

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ちゃんちゃんっ♪

カリーヴルストはドイツ・ベルリンの名物。

ベルリンに行くと、カリーヴルストのお店が色々あるそう。

ちなみに、お皿に、ポテトと一緒に盛られる事が多いよう。

ケチャップの酸味とほんのり鼻に香るカレーの風味、砂糖の甘みが程よくて、こりゃあビールが進むってもんですな。

 

もちろん、子供の弁当に入れても喜ばれると思います◎

読みつつお酒を飲みたくなる本

梅雨だ。雨だ。出不精だ。

秋に次いで、読書に向く季節である。

そこで今日は、読んでいたら飲みたくなる、また、飲んでいたら読みたくなる本を3つ紹介しようと思う。

 

1作目

「カキフライが無いなら来なかった」

著:せきしろ×又吉直樹

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五七五の形式を破り、自由な韻律で詠む自由律俳句を妄想文学の鬼才せきしろと、お笑いの奇才「ピース」又吉が編み出す。

 

せきしろ 「手羽先をそこまでしか食べないのか」

又吉直樹 「まだ眠れる可能性を探している朝」

せきしろ 「喧嘩しながら二人乗りしている」

又吉直樹 「転んだ彼女を見て少し嫌いになる」

 

センチメンタル過剰で自意識異常な世界が広がっている。

 

一般によく食べられるマガキの旬は冬であるが、より希少価値の高い岩牡蠣の旬は夏なんだそうな。嗚呼、ハイボールで牡蠣飯を食いたい。でもビールでカキフライ、たっぷりのタルタルソースが、もっと食いたい。

 

2作目

「居酒屋へ行こう」

著:太田 和彦

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ーいい酒、いい人、いい肴

三拍子揃えば、至福のひとときが訪れる。

 

居酒屋にぶらりと入りたいが、気後れしてしまう人のために書かれた本。

 

ー「一杯飲むか」「いいね」「どこかいいとこある?」「・・ちょっとな」

と入ってゆくのは格好いいものです。そして、

「〇〇さんいらっしゃい、今日はヒラメがいいっすよ」

と主人に声をかけられるのも。

  (本書より)

 

 

 

3作目

「レバ刺しの丸かじり」

著:東海林さだお

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ー16「とナルト、ナルトは」

ー52「納豆ジャニーズ論」

ー100「立ち上がれ、味噌汁!」

−136「雪見酒の法則」

ー142「カスマの立場」

ー214「柿ピーを排す」

 

どうです、なんとも食欲をそそる目次ではありませんか。

美味しい店は、品書きを見ればわかると云いますが、

面白い本は、目次を見ればわかるのです。

 

 

雨が嫌いなわけじゃ無い。

気持ちが愉しくなるように傘と長靴を同じ色で揃えて買って見たり。

紫陽花の色の違いを見て、心の余裕を感じたり。

雨音を聞きながら、子供の頃の、時間に追われていなかった記憶に浸ったり。

そういうのもいいもんだ。

でもいつでもそうロマンチックにもいられない。

そんな時は、少しざわっとした居酒屋の片隅で、ビール片手に読書なんて、とってもヨイ。ヨイヨイ。酔いが回るのも早くなるけど、まあヨイヨイ。

落ち込んでいる時に食べたい・長芋フライ

梅雨に入ったというのに、太陽燦々な日が連続した今日。

気候に身体が追いつかなくて、くしゃみが止まらない。

朝起きるのも怠くて、食事をするのもなんだか億劫。

でも先週買った長芋、そろそろ使わなきゃ。

そんなわけで、前々から気になっていた、長芋フライ(素揚げ)を作ったら、それが「あ。長芋」だった。

 

○材料○

長芋

揚げ油

塩コショウ

 

○作り方○

1)長芋を適当なサイズに切る。揚げ油を温めておく。

2)揚げる。

3)ほのかにこんがりきつね色になってきたら、網にあげて、熱いうちに塩コショウ。

4)盛り付けて、完成。

 

至ってシンプル。

一口食べて、「あ。長芋」。

じゃがいもとは全然違う。

優しく、そっと支えてくれるような、さりげない甘さ。

それを引き立てるならやっぱり塩コショウがいちばん。

少し気持ちが落ち込んでいる時でも、これを食べたら、なんとなく慰められたような気になる。そんな味がした。

 

 

梅雨だし、気候は安定しないけど、前向きに頑張らなくちゃ。

 

<恋したくなる英語>

I'm drown to you.

私はあなたに惹かれています。

どかんと食べたい、手羽中は2種類で

鶏肉が好き。胸も腿も、レバーも。

大根おろしとのみぞれ煮、里芋や人参と煮物、照り焼きだって、カツだって、コショウと野菜のクズでグリルだって、シンプルに焼き鳥串なんて、もうフォーリンラブ。

でも一番、スーパーで見かけてきゅんとするのは、いつだって、手羽だ。

これまでは、手羽元を食べることが多かった。理由は至って明白で、母親が選ぶのが手羽元だったからだ。だが最近、自分で料理するようになって、手羽手羽元だけではないのだと知った。

手羽先は、居酒屋で食べる機会が多かったので、なんとなく見慣れていたのだが、そんな中、手羽中を見たときに驚いた。

 

ーこんなスレンダーな手羽があったのか。

 

約ひと月前である。それまでどれだけ無知だったかという話であるが、それは置いておいて、なんだかショックを受けた私は、それ以来、週に600g以上の手羽中を買って、調理している。

これでもダイエット中のため、先週は魚焼き機で、余分な油を落としつつグリルにしたのだが、やはり、鶏肉好きとしては欠かせない調理法がある。

そう、

「唐揚げ」

である。

 

今回は約300gの手羽中があったため、王道の唐揚げを2種類作った。

1つはシンプルに「塩レモン」、もう1つは「甘辛」である。

○材料○

(揚げるまでの工程は同じである)

手羽

塩コショウ(黒胡椒もあると良い)

小麦粉、または片栗粉、またはブレンド(お好みで)

揚げ油

ー以下揚げた後に必要なものー

[塩レモン]

カットレモン(レモン汁を使う場合、肉がべちょべちょになるのを防ぐため、大根おろしや鰹節などに含ませてタレにすると良い)

[甘辛](大体4人前)

醤油 大さじ2

本みりん 大さじ2

三温糖(砂糖) 小さじ1

すりおろしにんにく 1センチ弱

すりおろし生姜 1センチ弱

 

○作り方○

1)手羽中は、骨の横あたりに切り込みを入れておく。と、火の通りが良くなる。

2)軽く酒をまぶして、臭みを取ると同時に肉を柔らかくする。

3)2を10分ほどおいたら、塩胡椒をして、片栗粉(または小麦粉)を適量まぶす。

4)油を温める。箸を鍋の底につけて、箸に泡が勢いよくまとわりついてきたら、3の肉を揚げていく。

5)大体6分くらい。(揚げている最中は、肉の外側だけ焦げてしまわないように鍋をそっとかき混ぜていると良い。)肉の周りの油がおとなしくなってきたら、網にあげる。

6)油を切ってから、[塩レモン]はそのまま皿に盛り付けて、レモンをかけて。[甘辛]はタレの材料を全て合わせて、揚げたての肉をそのタレにくぐらせる。これを盛りつければ、ばっちり完成!

 

 

山盛りの手羽中を、たらふく目にすれば、もう、その日は完全に幸せ。

こんなものを食べていると、ついつい無言になる。

手羽中唐揚げは、この世の平和的正義である。

夏のスターに・長芋と牛肉のトマト炒め。

ねばねばしたものが好き。

たとえば、オクラとか、長芋とか、納豆とか。

ばくだんとろろ丼なんて最高。

ほっぺが落ちるっていうより、脳幹がどかん、破裂する。そのくらい好き。

 

一昨日温泉から帰って、急にお腹が空いた。そこで買ってきたものと冷蔵庫の中身をみて、ふと思いついたのが、このねばねば炒めだったのだが、それが令和元年の最強の発明だった。

 

○材料○

牛肉 (豚肉でも鶏肉でも)

長芋 (オクラでも。また、オクラと合わせても)

茗荷

ケチャップ

塩コショウ

(※肉とねばねば野菜の分量は1:1位)

 

○作り方○

1)野菜を適当な大きさにカットする

2)肉を炒めて、火が通ったら一旦皿にあげる

3)野菜を炒める。2と同じフライパンでOK.

4)長芋の表面が少しきつね色になってきたら、そこにまた2の肉を入れて和える。

5)火を止め、塩コショウ、ケチャップを適量入れて、全体に行き渡るように和える。

6)皿に盛り付けて、完成。

 

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一口含めば、ケチャップのあの甘い酸味と、うんまいねばり気が口中の気持ちいい所を刺激する。

肉も野菜も特に種類は決まっていなく、あのねばり気と、ケチャップの酸味、肉独特の甘みの相性が抜群にいい。

うますぎて、つい早食いになってしまうので、それだけ気をつける事。

これは夏のスーパスター選手権、もう1位取ったな。

贅沢な日曜の朝に、ぎゅうぎゅう牛肉サンドイッチ!

昨日の夕方、1人で温泉に行った。最初1時間湯船に浸かって、その後、アイスを食べてから、漫画読み放題のコーナーで2時間漫画を読んだ。それからまた1時間湯船に浸かって、スーパーで買い物をしてから帰宅した。

今朝、寝坊をしたことで思い出した。

温泉は、精神を癒してくれるが、浸かりすぎると内臓に負担をかけるのだ。

日曜じゃなくて、土曜に行っておいて良かった。

月曜の朝には、寝坊なんてとても許されない。

 

寝坊して、わずかに重い体でキッチンに立つ。

今朝のメニューは決めていた。

重い体には多少重たいメニューなので、水を飲んで体を目覚めさせたりしながら、冷蔵庫を開いた。

今日の朝食は、

「ぎゅうぎゅう牛肉サンドイッチ」

である。

 

○材料○

焼いてもふんわりする厚めのパン 2枚〜

牛肉

焼肉のタレ

レタス

−タレ(1人前)−

マヨネーズ  大さじ1

コチュジャン 小さじ1

ごま油    小さじ2分の1

 

○作り方○

1)牛肉を炒める。だいぶ火が通ったら、そこで焼肉のタレを適量回し入れる。

2)パンを両面トーストする。

3)トーストしている間にタレの材料を全て混ぜる。

4)トーストが完成したら、片面にタレを塗り、そこにレタス→牛肉を挟み、もう1枚のトーストで挟んで、完成。

 

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こってりうんまい。シャキシャキのタマネギや、トマト、ポテトサラダを一緒に挟んでも美味しいだろうなぁ。

 

たまには朝から贅沢に牛肉ぎゅうぎゅうのサンドイッチ、なんていうのも、うん、ありやな。

にんにくがうんまい、シンプル揚げ出し豆腐

夏だ、ビールだ、温泉だ。

あと足りないのは、

揚げ出し豆腐だ。

 

揚げ出し豆腐を作る時、料理初心者の私がいつも困るのは、食べた時の粉っぽさだ。粉っぽさを少しでも覚えると、いくら衣がカリッとしていても、出汁が美味しくても、いまいちな感じを拭い切れない。

今回は、そんな粉っぽさが120%ない揚げ出し豆腐を人に教わったので、それを作ってみた。

 

○材料○

豆腐 (今回は絹を使ったが、木綿の方が固くて崩れにくいので向いているのかもしれない)

−以下お好みで−

にんにく すりおろし、チューブ

生姜   すりおろし、チューブ

かつお節 たっぷり

小口切りねぎ たっぷり

 

○作り方○

1)豆腐を食べやすいサイズにカットする。

2)油を豆腐がきちんと浸かって、更にプラス1センチ位、上に少し余裕ができる位の量、注ぎ、温める。

3)油を温めている間に、豆腐の水抜きをする。

4)2に菜箸を入れ、鍋の底に押し付けた時、油の泡が勢いよく、じゅわぁっと箸にまとわりつく位、油が温まったら、そこに豆腐をそっと入れていく。

この時、豆腐同士がくっつかないように気をつける事。

5)だんだんと豆腐の側面がきつね色になって、豆腐が浮いてくるので、それまで待つ。

6)浮いてきた豆腐から、網に上げていく。

7)油を切ったら、皿に盛り付けて、完成!

 

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周りはカリっと。衣も特につけていないから、粉っぽさは全くない。あっさり、でも確かに豆腐の香り。

個人的には、にんにくがうんまかった。

豆腐に、にんにくとかつお節だけ。夏バテしていてもこれなら食べたくなる。

夏場はよろしく、揚げ出し豆腐。

 

 

★補足

・私は一丁を六分割にしたけれど、少ない油できちんとあげるなら、それをさらに半分にしても良かったかなと思う。

・盛り付けは、豆腐→生姜やにんにく→ねぎ→かつお節 だと綺麗。